＜ターミネーター４＞５日で興収１０億円突破 初登場１位の好スタート

１３日公開された米映画「ターミネーター４」（マックＧ監督）が、公開５日間（６月５〜７日の先行公開含む）で興行収入１０億円を突破したことが明らかになった。１３、１４日の映画興行成績（興行通信社調べ）でも、初登場１位を獲得、好スタートを切った。
「ターミネーター４」は、機械軍「スカイネット」に支配された２０１８年の近未来が舞台。わずかに生き残った人間たちのリーダーとなったジョン・コナー（クリスチャン・ベールさん）が、人類の存亡をかけて最後の戦いに挑む。６年ぶりの新作で、前作までの主演、アーノルド・シュワルツェネッガー・カリフォルニア州知事がデジタル映像で“出演”している。

松本人志監督作、第2弾『しんぼる』9月12日公開決定！

お笑いコンビ、ダウンタウンの松本人志の監督作第2弾映画『しんぼる』の公開日が9月12日に決定。合わせて明日13日から、特報が全国の劇場で上映され、いよいよベールを脱ぎ始める。

　松本は、2007年公開の第1弾映画『大日本人』に続き、今回も企画、監督、脚本、主演の4役を担当。内容は、今年3月19日に沖縄・北谷（ちゃたん）町で開幕した「沖縄国際映画祭」の会見で語った通り、「あるところに閉じこめられた男が脱出を図るんですが、いろんなことに巻き込まれ、巻き込んでいくというか」とまたまた奇抜な展開を想起させる物語。キャストについては「本当にまったくいない。ほとんど僕しか出ていないので申し訳ない。ある外人さんが出てくる以外は」と説明していた。昨年9月にクランクインし、一部海外ロケを敢行とスケールアップした。

　13日から全国の劇場にお目見えするチラシ、ポスターによると、劇中の使用言語は日本語のほかスペイン語、英語、ロシア語。初公開されたメーンビジュアルでは、マッシュルームカットの松本が驚きの表情で1点を見つめている。同日から前売り鑑賞券も発売され、購入者特典としてしんぼるオリジナルマグネットが付く。その形はなんと男性のシンボル風。松本監督らしい遊び心が凝らされている。

　『大日本人』は、カンヌ国際映画祭の監督週間で招待上映され、賛否両論を浴びただけに、同会見では「海外への出品準備はできてます。前回はたまたま世界に行った感じやけど、今回はわりと最初からそのつもりで」とリベンジに意欲を燃やしていた。パワーアップしたシュールな新作が、日本はもちろん世界から注目を集めそうだ。

映画『しんぼる』は9月12日より全国公開