バイエルン・ミュンヘンは、フランク・リベリーの移籍問題でレアル・マドリーにタイムリミットを設定したようだ。ドイツの『ビルト』紙によると、バイエルンは7日、レアル・マドリーに対し「移籍金8000万ユーロ(約105億円)を支払うか否か、9日以内に返答するよう」通告した。同紙によると、「バイエルンは、この金額を最低ラインに設定しており、これが最後の交渉のチャンスになる」とのことだ。
一方、チームメートもリベリーの去就がいち早く決定することを望んでおり、主将を務めるマルク・ファン・ボメルは、同紙とのインタビューで次のように述べている。
「これは、監督にとってもチームにとっても問題だ。できるだけ早く結論が出ることが望ましいし、バイエルンはこの問題に終止符を打とうとしている。移籍市場は8月31日まで開かれているが、チームがプレシーズンを開始する7月16日までには最終的な結論が出ていなければならないだろう」
プレースタイル
いわゆる「走るファンタジスタ」の代表格である。独力でのドリブル突破で数多くのチャンスを演出することができるほか、「周りを生かす」「周りに生かされる」ことの両方が可能な選手といえる。また攻撃的ポジションであれば、どこでもこなせる器用さも彼の魅力。サイドを切り裂きクロスを上げるという従来のウイングに対する固定観念を振り払った選手の一人であり、切り込んであげるクロスも良質だが、ポジションはウイングなのに並外れた運動量とビジョンを活かした絶妙なポジショニングで、PA内でセンターフォワードのように動いてゴールを奪うこともできる。そのほかトップ下の位置にいたり、ボランチの位置から仕掛けたりと、ウイングとは思えないことをやってのける。
フォワードの位置も得意とし、このポジションでもPA内で味方からのパスを受けドリブルで仕掛けるということはせず、1列下がって守備をする。それでいて相手DFからボールを奪ったり、味方と連携したりしてドリブルで仕掛け、アシストしたりゴールを決めたりする。どこに動けばいいか(オフ・ザ・ボール)を熟知していて、その一定のポジションにいることがない選手である。 守備でも献身的なプレーを見せ、ドイツワールドカップでは運動量の少ないジダンの守備力を補った。
それゆえベッケンバウアーやアンチェロッティ等からも賞賛がやまないほどの評価を受けている。
posted by ピペコ at 13:22| 東京 ☔|
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